
和良久は日本神道の粋を凝らして生まれた純粋な日本の武道です。
こう申しますと「ああ、よくある精神武道なのか…」と片付けられ、またオカルトのジャンルに入れられそうですが、決してそのような怪しげな類のものではありません。
古代より受け継がれた確かな理念と、実戦に裏付けられた力強い技術をもって構成された日本の心を体現した素晴らしい武道です。それは世界のどこを探しても見つけることのできないまったく画期的な和良久独自の技を保有しています。
ご入会いただくと、まず「ワラク」を稽古します。
ワラクは「武道和良久」のエッセンスを学ぶ稽古です。軽量で扱いやすい「ソフト木剣」を使用しながら、和良久独特の剣の扱いや身体操作方法を習得します。道場での稽古は、基本運動、型稽古、組稽古で構成されており、試合形式での稽古も行っています。
スポーツとは異なり、無理な筋肉や運動を必要としませんので、年齢に関係なく稽古できる武道です。
ワラクの技を習得されたのちには、ご希望に応じて武道和良久へお進みいただくことが可能となります。
道場に通うことが難しい場合は、WEB配信される稽古をリモートで学ぶことも可能です。
稽古の内容は下記に示す三つの内容で構成されています。
1.基本稽古 (八力)
日本武道の基本動作をまとめた短い型で、心と体のバランスを整えます
2.霊的稽古 (1.天津金木 3.天津菅曾 4.天津祝詞)
日本最古の方法で強力な宇宙のエネルギーを取り込み無限の霊力を得ます
3.体的稽古 (75剱)
75声の言霊の一つ一つには歴然とした動きが存在します。佐々木小次郎の木剱をもちいて行われるこの動きは実用的、かつ実戦的な技術で、これこそ武道のルーツといってよいと存じます。現代に佐々木小次郎の「ツバメ返し」が復活します。
和良久は、言霊の力によって蘇った古代の武道です。
その技の強さと美しさは未来へと続く永遠不滅のエネルギーを感じさせます。
和良久の稽古は一見複雑そうに思われますが、その稽古の在り方は極めて明瞭です。しかも稽古中は老若男女がまったく対等に技を掛けあっています。また単なる型稽古だけにとどまらず、木剱で自由に豪快に打ち合う姿は本当に迫力があり圧巻です。
これは「互いに等しく釣り合わせる」という意味をもつ三種の神器のひとつ「ツルギ」という日本最古の道具を用いているからこそできる和良久の大きな特徴です。
この稽古によって、きっと「刀(かたな)」という殺人道具がはびこる以前の、穏やかで和やかな日本の姿を感じていただけることでしょう。
私たちは和良久の普及によって日本の人々がもっと自分たちの国を愛し誇りに思っていただけると同時に、世界の人々がこの小さな国を見直し、そして親しんでくれるきっかけになればと願っています。
技の強さだけでなく、心と体を癒す武道として普及させていきます。
骨盤の調整をはじめ、体の各器官を自力で整体する効果があり、また呼吸法により心と体をほぐし安定させ、また潜在する能力を開花させます。
強い者のためにある武道ではなく、 弱い者のためにこそある武道でありたいと思います。
いままでの武道は強い者を一層強くする稽古方法を取っていました。つまり体力、精神力の無い者は稽古をする資格さえなかったのです。しかし元来武道は弱者のためにこそある稽古事です。
お年寄り・身障者の方たちなども稽古出来る武道です。
武道は、人それぞれのもつ最大限の力を発揮させる稽古事です。たとえ指一本…わずかでも動ける力があれば稽古は可能です。杖をついていても、車椅子に座っていても出来るのが武道です。
子供たちといっしょに親子で稽古できる武道です。
同じ動き、同じ技を子供たちといっしょに稽古します。子が親の一生懸命な姿を見て成長していきます。親子で言葉を越えたボディランゲージを体験します。
海外にも足を運び、誤った武道のイメージを塗り替えていきます。
戦乱の時代の猛々しいサムライ精神を「武道精神」と思っている世界の人たちに、武道は破壊殺傷のためのものではないことをアピールしていきたく思います。 和やかな稽古によって、言葉や人種を超えて世界の人とコミュニケーション出来ることを信じます。
日本各地に和良久の稽古場を開設します。
どこででも和良久の稽古をできるよう支部の開設を心がけます。