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■誌上講座 129

「気配」


この武道の世界にいますと、
よく「あなたは気配を感じますか」と聞かれます。
 
また既成の武道家たちが「殺気を感じますか」とおっしゃいます。
 
きっと映画やテレビ等の時代劇の影響でしょうか?
 
気配や殺気という言葉がポピュラーに使われています。

戦いの時代に発達した武道を起源とする現代の既成
武道は、どうもここの所、つまり勝負の概念にこだわっているようです。

突然、後ろからそっと忍び寄り、背後から撃ちかかって
いく行為に対して、それをさっと避けたりすることが
どうも「達人」といわれる条件の一つのようです。
 
なんて達人というものは忙しい、心休まることのないものなのでしょう。

だいたい人が襲ってくるような条件の揃った時期と場に居る
こと自体運のない人物といえます。

これがもし達人の姿なら、私は達人にはなりたくないと思います。

神様のまことの守護があるときは、
そのような危険な場に近寄らせないように計らってくださいます。

道を究めた人、つまり神とつながった人は天国的な気に満たされ
地獄的(闘争、略奪、嫉妬、怨恨)雰囲気をもちません。

たとえそこが地獄的であっても、その闇を照破し、
清らかな空気に変える力を有するのです。

もし先に申しました達人のレベルなら、
相応の理によって地獄的な光景が目前に展開されることでしょう。

危険意識を発する時は、かえって危険が寄ってきます。
火が火を呼ぶのです。

私たち和良久はこういった地獄的雰囲気を吹き払い、
常に周囲を天国的な雰囲気に包まれるよう努力せねばなりません。


続く・・・


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