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■誌上講座 185

「基本の言霊奏上」


基本稽古が終わりますと、正座し、鎮魂に
入ります。

正座をする際に背筋を伸ばすのはもちろんですが、
何より腰の後ろ部分の中央(仙骨)を一拳前にもって
いくことが大事です。
これにより丹田のスイッチがオンになります。

顎は軽く引いて、肩の力を抜き、呼吸を整えます。

姿勢が整ったら次に基本の言霊を奏上します。
音声による「センター(中心軸)」の確保です。

八力の型は動的な中心確保の稽古であり、この
鎮魂は静的な中心確保の稽古です。

この鎮魂に入る前に、すでに八力の型で歪みをなおし、
呼吸が整っていますので和良久の皆さんは安心ですが、
和良久の基本の型を知らない方はこの鎮魂の実習を
ご遠慮願います。

八力の型により、体と心の歪みを修正し、いらない力を抜き、
正しい呼吸が出来ていないのにこの鎮魂だけを行うと霊的
に思わぬアクシデントに見舞われます。

八力の型は、心身の掃除みたいなものです。
しっかり掃除を行ってからそこに入魂しなければなりません。

掃除の出来ていない埃や汚れのたまったままでいますと、
そこに入ってくるのは邪霊、曲神の類です。

必ず基本の型をしっかり行ってから正座し、鎮魂に
入って下さい。

<手順>

八力の型が終わって・・・正座。

1、鎮魂の手の組み方は、まず両手を上向きに広げること。

2、次に左手の小指の上、つまり小指と薬指の間に右手の
   小指を入れ、あとは順次重ねていきます。

3、左右の小指どうし、薬指どうしを絡み合わせ、
  左の中指をはさむようにして右手の薬指と親指でリングを形成し、
  またその右手のリングを挟むようにして左手でリングをつくります。

4、最後に、左右の人差し指どうしの腹を合わせ、上に立てます。

5、その指を組んだ手は全身の上下の真中に、
  左右の真中に、そして前後の真中に位置させます。

6、組んだ指は、水平と垂直の真中の位置、つまり45度の位置です。
  このように全てにおいて真中に位置させます。

7、その姿勢を静かに保って後、次の音声を一音、一音明瞭に発します。

8、「スーウーアーオーエーイー」を一回として、
  3回ほど皆で落ち着いて唱えてみてください。

9、唱え終わったら、しばらく余韻を楽しんでください。

10、3分後、静かに眼を開け、組んだ両手をゆっくり離し、
   膝の上に降ろします。


宇宙が創造された際に響いた音響が、この「スウアオエイ」です。
この音声は複合され螺旋運動を起こします。

「ス」と言う天の柱は澄み切って大神を、

「ウ」と言う地の柱は、前後に働き直霊(省)を、

「ア」と言う時計回り旋回のヨコ方向は「幸魂(愛)」を、

「オ」と言う時計回り旋回のタテ方向は「和魂(親)」を、

「エ」と言う時計と反対回り旋回のタテ方向は「荒魂(勇)」を、

「イ」と言う時計と反対回り旋回のヨコ方向は「奇魂(智)」を、

・・・の、一霊四魂それぞれの霊魂の活動を促します。
いずれも体と心の中心に働きかけて丹田を活性化させます。
それにより宇宙を知り、神を認め、天命を覚ります。


続く・・・


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