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■誌上講座 203

時々刻々微妙に変化する螺旋


永遠に変わらないもの、それは宇宙の法則であり、
その運行の原動力が螺旋運動です。

しかし、その螺旋による「進化向上の過程」というものは
時々刻々と変化して止みません。

進化というものは螺旋を通してこそ
可能であるとも言えます。

皆様とともに稽古鍛錬しています和良久の技。

その基本である「八力の型」など、そのつど違うのを
実感いたします。

昨日より、今日の螺旋。
さっきより、今の螺旋。

どうも螺旋は、旋回を重ねれば重ねるほどに
変化を遂げていくようです。

その変化は、他の人にはわからないほど微々たるもので、
大きくは数センチから、僅かに数ミリ単位、
いえ、それ以下でさえあります。

当人にしか分からない「変化」に一喜一憂の連続です。

その日の体調や、心の状態にもよるのでしょうが、
螺旋は様々な文様を描いて私たちの前に姿を表してくれます。

八力に続いて、呼吸の姿を描く稽古「八剱の型」も、
また、言霊をもって霊魂を中心に帰一する鎮魂、
そして、それら和良久の基本を駆使し応用する稽古
「75剱」もすべて同様に変化して止みません。

シホ コホロ コホロ ト カキナシテ・・・

この古事記の記述にある国生みの神業。

この如く、神の息吹である螺旋により我が身の変化を
楽しんでいただけたらと思います。

※ 注

シホ(水火〜呼吸)
コホロ コホロ(転じ、回って熱と光を生じる様〜螺旋)
カキナシテ(均等に平らかに掻き混ぜ合わせる)

続く・・・


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