ヨーロッパ和良久協会理事 イタリア・リミニ道場長 アルド・リチョッティ

2005年9月岸先生によって計画された日本旅行のおかげで二度目となる日本を訪れました。初めて日本を訪れたのは1998年でした。増永静人師によって創立された医王会指圧センターで指圧の勉強をするために東京を訪れました。 指圧と人体に関することは私の仕事であり、私の研究課題でもあります。長い間、人々を助けながらも自分の助けになる方法を探していました。
|
|
 |
| |
その後、龍象という指圧の方法を見出しましたが完全に満足することはありませんでした。特に人体の構成、指圧をするにあたって最も重要な形状、十字、螺旋、三角、丸、四角は健康を維持することに大きな関わりがあることをよく知っています。それらの形状を取り入れた和良久を初めて拝見した際には私達皆一同、心打たれるものを感じました。 |
画家であった私の祖父は、小さかった頃から私に美に対する洞察力を身に付けさせてくれました。前田先生の和良久の時の動き、普段の時の動作を拝見した際にはその美しさに実に感動致しました。一人で苦労しながら探し求めていたこと、高いレベルの優雅さ正確さを和良久により見出すことができました。
 |
|
医師であり音楽家でもある私の兄は音と方角の統一の大切さを教えてくれましたが、和良久を知る以前は簡単に想像つくものではありませんでした。その上、深い穏やかさ、安心感、 強さを合わせた武道でこのように効果のあるものは長年続けてきた様々な武道の中で初めて出会いました。
|
リミニは私が住んでいる町です。オメオパシー医である私の父はとてもスポーツマンで1960年後半に創立された最初の空手協会のメンバーでした。そのこともあり、子供の頃から様々な武道の先生方にお会いしましたが、前田先生のような教え方をされる先生には初めてお会い致しました。長い間、ずっと探し求めていたものを見つけたような気持ちでした。そして最後に前田先生は私達にある図を見せて下さいました。ある部分は直観的に理解できましたがそれ以外の意味を理解することはできませんでした。
前田先生のジェスチャーから、「あなたたちに暗号を示しています。どなたかそれを勉強することに興味がありますか?」とおっしゃっているように見えました。たとえ簡単なことではないと自覚していたとしても「はい!僕!僕!」と学校の子供のような勢いで手を上げる気持ちでした。
和良久をよく学び、前田先生からよく教わるにはどうしたらいいのだろうか?そう思ったとき、私の中で幸福感と好奇心と疑問と心配が同時に横切りました。和良久はまだヨーロッパで存在していませんでした。日本へ行って勉強しようかとも考えました。そして十分に考えた末、前田先生をヨーロッパに招待しようという結論に至りました。しかし、もし先生がそれを受け入れて下さるのであれば、そしてどなたか一緒に協力して下さるのであれば‥‥。 |
|
|
日本を旅行中に一緒の部屋になり、よく知り合うことができ、そして友人となったフラビオ・パパディヤ。彼とは日に日に仲良くなり、よく知り合うにつれて尊重感が生まれてきました。ある日、自分に持っていた疑問を彼に打ち明けました。「もし、数千ユーロ費やすことになっても、イタリアに前田先生を招待しないか?」
フラビオは少し考えてから、「うん。いいね。気に入ったそのアイデア!」と答えてくれました。
このようにして、ヨーロッパ初の前田先生のセミナーが開催されたのでした。
|