特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座

誌上講座655「布斗麻邇御霊(2)」

○の中にさらに三重丸、そして真中に点・
(布斗麻邇御霊の二図)

1、高皇産霊神(タカミムスビノカミ)、
  神皇産霊神(カミムスビノカミ)の両神合体の御霊

2、タは霊(タマ)なり、カミとはカラミのラ声の省き

3、すなわち霊がからむと言うこと

4、ムスビは結び、父の一滴が母の胎に絡み結ぶ

5、絡み結ぶで、火水(カミ)と言う意味

6、図は両神(父母)の水火が、絡みに絡む様子なり

7、火と水が絡んでウの言霊起こる

8、絡む時、火の御霊(・)が動くのを
  宇麻志阿志訶備比古地の火水と言う

9、・が右旋して上がるのを天常立の火水

10、・が左旋して降りるのを国常立の火水

11、・が右左旋回して中空に留まるのを豊雲野の火水

12、この火・と水○が絡んで螺旋運動を起こす

13、猛烈な螺旋運動によって八力を発生さす

14、八力とは凝解分合動静引弛、これなり

15、この絡み結びの力は鶏卵の如き形を造る

16、これ五体を形成す基なり

17、水は元伊勢、火は出雲なり

18、天地人の気と絡んで天地をなし、水火絡み人をなす

19、吾善に絡めば善吾を絡み、吾悪に絡めば悪又吾を絡む

20、前後、進退の活動なり

21、直霊(省みる)の霊魂なり

22、内外の旋回、同時に起るなり

23、ウシトラノコンジンの勢いある名をもって現れるなり

24、幽から顕への移行なり

25、霊と体を結び絡ます力なり

26、75声の縦と横を組む柱なり

27、万物の相対する存在を結び組み合わせるなり

28、すべてのもの、この御霊の力により存在するなり

29、善悪正邪美醜相交わり、澄み切らせる力を有す

30、四魂の基(もとい)をなす

次回は、布斗麻邇御霊の三図「ア」を解説