特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座103


腹で行う


宇宙を修理固成し、生成化育した力、八力。

この和良久の動きは人知を越えた動きであるとしか思えません。

八力と言われる八つの基本動作がおりなす「75」通りの
見事なへ技の展開には、まるで竜神が宇宙を
生成化育するさまを彷彿とさせます。

これは呼吸というものを「見える」ものに変換する剱があっての
ことですが、それにしてもよくこんなものが現代に現れてくれたものだと、
いまさらながら驚いています。

いま再度、神はこの世をリセットし、
新しくやり変えようと計画されていることは皆様もご承知のことと存じます。

この世が変わる前に、まず変わらねばならないのは我々人類です。

既成のものをもちいない。言い置きにも、書き置きにもないことを
もって世を立て替え、建て直すと開祖の預言にはあります。

また世が変わるについて、「一輪の経綸(しぐみ)」がある、
と開祖に懸かった神、大国常立大神様は言います。

その一輪の経綸とは「火水也言霊也」と
出口王仁三郎聖師は注釈をつけています。

火水とは、「カミ」と読み、また「秘密」とも読み、「霊体」とも言います。

それはタテとヨコの組んだ形、すなわち十字形であり、
前後上下左右の統一であり宇宙であり、神と人との合一された形であり、
また力の最大限に発生したさまを現しています。

そして神は言霊の力をもって万物を創造し、育まれています。

我々は言霊の神秘を探り、これを行ずることによって神と共にある
活動力を得ることが出来るようです。

これはなにも難しいことではなく、我々がすでにDNAに
組み込まれた要素であり、それを目覚ますだけなのです。

いわゆるこれが大和民族の本能ではないでしょうか?

言霊は、「考える」のではなく「行う」ことが大事なのではないかと思います。

神を知り、その御心を知るには言霊の助けを借りること。

これは大本祝詞(感謝祈願詞)にも書かれています。

「言霊の助けによりて大神の御心をさとり…」

頭で考えず、腹で行うこと。

この「腹で思う」為には腰をしっかり練ることが必要です。

これを行うのが和良久の稽古であると思っています。


続く…