特定非営利活動法人 武道和良久

特定非営利活動法人 武道和良久

誌上講座 誌上講座

誌上講座173


「次元上昇〜□から○へ」 その(一)


思い出してください。
例えば「アの剱」は下記のような八力でした。

ウー弛ー凝ースー引ー解ー解ーウ

・・・この稽古は随分やりましたね。

角ばった稽古でしたが、それだけに一つ一つの動きが明確でした。
皆さんも腰は充分に練れたことと思います。

これは、図形でいいますと「 □ 」、四角です。
「一の剱」という稽古です。

いままで堅固な基礎工事を行っていたと思ってください。
これで私も随分鍛えられました。

しかしご存知のように八力は螺旋そのものです。

その八力が旋回する中で、
通過地点のある一瞬のポイントが凝であったり、解であったりするのです。
決して静止した状態ではありません。

□ のままではいけません。
第一遂げるに際して四角い動、75剱をやるきはテンポがよくありません。

さあ、そろそろご一緒に ○ の世界に入りましょう。
角を全て排除し、旋回を主にした稽古です。
○ の動きこそ和良久の真骨頂です。

和は円満「 ○ 」 

良は螺旋「 ◎ 」 

久は組む「+」

今後の稽古は、最初から旋回の動きで入っていっていただこうと思います。

もう後がないこの時代。
神様としても、世の最後の立て替え建て直しの時期に入っています。

この時期には神の名簿にある者は、
神から一気に次元の上昇をしていただけます。
つまり空前絶後の大神業に奉仕する者は、
「大きなおかげ」を頂戴することが出来るのです。

神諭の「神せけるぞよ」のお言葉が脳裏から離れません。

縁のある皆さんには是非「75剱」をやり遂げてもらわねばなりません。

言霊の水火の渦を世界中に敷き詰めて、
悪魔をたいらげ世を浄化するのはいまの時期をおいて
ほかにはありません。

私たち一人一人に出来るのは小さなことかもしれません。

しかしこれがたくさんの人になれば「大きな渦」になって
きっと天地を揺るがす気流を巻き起こすに違いありません。

ここ数日の早朝稽古で、いまの和良久の稽古そのものを
もったいつけずストレートに打ち出していこうと決意いたしました。

あまりに難し過ぎてはいけないと思うのです。
しかし浅薄でもなりません。

慎重に、深く静かに円やかに練らねばと思います。

角を排除し、和合の業そのものを表に現します。

私たちはあくまでも命名の親である四代教主様の
ご意思を尊び、稽古において「和合」の技を目指したいと思います。

みろくの世に残る武道を夢見て


続く・・・