特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座 誌上講座

誌上講座188


「和良久と他の武道の違い」


他の武道と、どう違うのですか?
・・・そう聞かれましたら、こう答えるでしょう。

他の武道は、相手を倒すために人智の限りを尽くして
あらゆる工夫を凝らし、苦心努力の上に生まれた、
いわゆる「創作された」武道です。

しかし、和良久は、ご神体として祭られた古代の不思議な
記号、暗号を、言霊学、霊学をもって解読して出来た、
人智を加えない「天啓」の武道であると。


まず体的訓練をもって後に、それに理念づけしたものに比べ、
和良久は最初に理念がありました。

私たちに課せられたのは、この理念を実践に変える作業なのです。
つまり太古のものを復活させることなのです。

確かな思いは、確かな形となります。
思いは心、心は霊であり、行動は形、形は体です。

霊主体従(れいしゅたいじゅう)、まず心を大切にする精神こそ
大和魂といわれるものです。

体主霊従(たいしゅれいじゅう)とは物質万能主義のことで、
闘争の火種になる精神のことです。

実践があって、それに宗教、哲学、科学など様々なもので、
後に講釈を付け足したのが既成武道の特徴です。

私たちの武道は、聖書にありますこの一節

「初めに言(ことば)があった。
言は神と共にあった。

すべてのものは、これによって出来た。

出来たものの内、一つとしてこれによらないものはなかった。

この言に命があった。
そしてこの命は人の光であった。

光は闇の中に輝いている。
そして闇はこれに勝たなかった」

私たちの業は光です。言霊と言う光です。

この光を掲げ、闇の世を照破して、一日も早く神の御心が
この地上に実現されればと祈念します。


続く・・・