特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座198


「八力の型と75剱」 (2)


エネルギーは一定方向に流れるということ。
決して右に動き出した力が、途中で逆の左に切り替わりません。

和良久の螺旋は、最初の力を加速させ、
最期に最大限に高めるための動きです。

75剱は、その加速性を高め、それをもって時間の凝縮と
次元の向上を目指します。
一端動き出した力は、最期まで変わる事無く一定方向に
流れを続けます。
つまり、旋回であれば途中で逆回転をいたしません。

逆回転を起こすと、例えば内旋回から外旋回をいたしますと、
その旋回の切り替えの箇所(繋ぎ目)で破損が生じます。

それが肉体であれば、まず腰を壊し、腰から全身へ及ぶ
破損となります。

単純に考えても、「切り替え行為」はせっかく加速した旋回が
止まってしまい、最初の力が意味のないものになります。


続く・・・