特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座 誌上講座

誌上講座318


「梅の花」


1.正面に・・・

(1)膝を落とし、両足閉足
腕は丸く、両手は膝に軽く握る

(2)両腕、肩幅にて肩の高さに上げる

(3)横一杯に両腕を広げる(吸う息)

(4)肩の幅に戻す

(5)膝の位置に下ろす

(6)両腕中田の位置に上げ、拳、
内側捻りウの状態に

(7)右足から前進し、左足、右足
・・・最後に両足を揃える

(8)右足、左足前進し揃え、両手開手
前面にて両腕右旋

(9)左足〜右足と引いて揃え、
上に上げて大きく広げる

(10)上で両腕逆旋回(左旋)、
右足〜左足と前へ踏み込み両腕を下へ下ろす

(11)左足〜右足と引いて揃え、
両手拳をつくって膝の位置に


以上の動作を、以下の方向にそれぞれ行う。

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2.左斜め後方〜回って
3.右斜め前方〜回って
4.左横直進 〜回って
5.右斜め後方〜回って


・・・元の位置に戻る

一、この型の詳細は、文にし難し。
 よって実地にて教授するものなり。

二、星型に歩み5つ方向となる。
 これアオウエイの顕現なり。

三、しかれども、螺旋の動きにより
 星型の尖端の尖がりを削り、丸くす。
 これ梅の花の開花なり。

四、三千世界を開くため、この花を咲かせるなり。

五、梅の花が開くとは、言霊5大父音の御光が
四方(よも)を照らすということなり。

六、型を行う前にやる、あの腕を横に開き、
のびのびと力強く、全身で十字を形成するのは、
重い大きい天の岩戸を開くという意味である。

七、力一杯岩戸を開いて後、腰を落として
悪魔の住む巣窟へ侵入し、とっ捕まえて
「言向けやわす」のである。

八、両手は開いて、「ふるべゆらふるべゆら・・・」と
螺旋しつつ振り上げ振り下ろす。
 それによって前面に螺旋波動発生し、
鋭角波動が消滅す。

九、今回紹介した型は、
今日初めておこわなれている。

 75劒を習得するにしたがって、
例えば「ア」で行うとか「ヂ」で行うとかして、
様々な劒の技を当てはめて見る。

十、素手だけでなく、劒をもっても
同様の動きが出来るよう稽古を積むこと。


続く・・・