特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座 誌上講座

誌上講座332


手力男神 (2)


この神は、単に力持ちが取柄の
神様とだけ思っていた。

最近まで、そう思って疑わなかった。

しかし、ある日、この神のことが
霊界物語(出口王仁三郎著)に記述されているのを
目にして驚いた。

その神の言葉と行動は、図らずも
和良久の趣旨文と誌上講座で訴える内容と
同じであった。

すべては四代様の手の中にあった・・・

ご昇神になられて間もなく4年。
あらためて、その水も漏らさぬご教導に驚異する。

我々、和良久稽古人は、
一人一人がこの手力男の神の如く、
身命を投げ打って大神にために尽くし、

天の岩戸開きのご神業に
心して御仕え申し上げたい。


以下、霊界物語から・・・一部のみ抜粋
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手力男神と謂ふは、世界を籠め結ぶる所の、
智力を保ち給ふ意義なり。

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へだて無き、神の恵みは弥高き、
高天原に現れまして、乱れ界てたる現し世乃、

諸々の人草救はむと、誠の道をたてよこの、
二柱神の勲功は、天之岩戸を開くなる、

奇磐間戸の手力男、日本の人も外国人も、
神の教えに手撫槌や、足撫の道に迷ひたる、

身魂を善きに導びきて、ミロクの神の守ります、
常磐の松の神の世に、覆して統ぶる世の本の、
国常立の神ぞ尊とき。

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天地くもりて混沌と
妖邪の空気充ちみちて 人の心は腐りはて

高天原に現はれし  ノアの方舟たづね侘び
百の神人泣きさけぶ  阿鼻叫喚の惨状を

救い助くる手力男の  神はいずれにましますぞ
天の宇受売の俳優の  歌舞音曲は開けども

五つ伴緒はいつの日か 現はれ給ふことぞかし
つらつら思ひめぐらせば 天の手力坐しませど

手を下すべき余地もなく 宇受売舞曲を奏しつつ
独り狂へる悲惨さよ 

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手力男神が他神に対し戒めた言葉より・・・

『殺伐な剣や槍や弓のやうな物は、
神様の鎮まりたまふ聖地において
もちふる物ではない。武器は兇器だ』

『手力男の秘密と申せば七十五声の言霊、
美言美詞の神嘉言の威徳によつて、
天地清明国土安穏、

病なく争ひなく、天下太平にこの世を治める、
言霊の秘密より外には何ものもございませぬ』 

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以上、霊界物語より抜粋する。


続く・・・