特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座34

ちょっと稽古方法の解説を「一服」・・・

本日は質問に対する返答です。

ある日稽古をしている少年からメールで質問がありました。

下記はそれに対する答えです。


『 前田先生、毎週ありがとうございます。メールを僕も読みました。

  これは、雄太のメールです。僕は、和良久を楽しみしています。

  先生は、何故 和良久をはじめたんですか? 』

先生は、最初のころは空手をやっていました。

それで、毎日、毎日殴り合い、蹴り合いをやってました。

沢山の人を傷つけ、また先生も傷つけられました。

これでは何時までたっても戦いはおさまりません。

お互いに恨みが増すばかりです。

そこで武道って何だろうって、一生懸命考えました。

するとやっと分かったんです。

武道の最初は、戦うために出来たんじゃないって言うことが。

国をつくるため、人をつくるためにに出来た技だということが。

ある時代、人の心が乱れて、
悪いことを思うようになった時がありました。

それで、その時に本当は人の心と体を癒すための技が、
戦いのための技に変わっていったということが。

それで元の昔の、本当の武道の姿を取り戻そうと思って出来た武道が
「和良久」なんです。

人と人が仲良くすることを「和合」っていいます。

この和合の気持ちを取り戻す稽古が和良久でなんです。


『 僕が、和良久をはじめた理由は、おもしろそうだったからです。

  そして、始めて見ると面白いです。これからもよろしくお願いします。 』

本当に平和な世界をつくれるのは君たちかもしれないと思っています。

いつまでも、やさしくて強い気持ちをもち続けてください。


『 たくさんの資料をありがとうございました。

  昨日は、先生のパンチ痛かった?と聞くと、痛かったわ、足もと

  言っていましたが、あーでも、いい勉強になった。と、言っていました。』

武道は言葉を越えたボディランゲージが特色です。

心のこと
言うこと
行うこと

・・・これら三つが揃ってこそ神の子たる人間らしさがあります。


『 がんばって続けたいと思っています。下の弟にも是非やったらいい

  といっています。

  先生のお稽古には、なにか大きなロマンを感じます。友人の中には、

  やりたいと言っている人も何人かいるのですが、地理的な事、時間

  的なことでなかなか現実のものとなりません。 』

私は和良久が世界を変えてくれると真剣に思っています。

人はそれぞれに自分に与えられた特技、特性を大いに発揮させて
生きていくべきだと思います。

私は私に与えられた任務をまっとうしていく覚悟です。


『 市内のいろんな所でお稽古ができるようになるといいなー

  と思っています。 』

これから、きっとそうなるだろうと思います。

いま宇宙は意識変化がおきています。

意識レベルが高きに変わってきています。

破壊殺傷の類、つまり「覇道」の世界は終わりを告げました。

これからは「和道」の次元に入ります。

そのために生まれた武道が「和良久」です。

和良久は世界レベルで意識を変革します。


『 これからもよろしくおねがいします。 』

こちらこそ宜しくお願いいたします。


続く・・・