特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座35

「天地の呼吸法」と「八力の型」

「天地の呼吸法」と「八力の型」は誌上講座の10・11・12に
すでに出してありますので、それをご参照ください。

少し補足しますと、これらの型は、武道和良久の始めであり終わりです。

これが基本であり、これがすべてです。
あらゆる技がこの型から起こり、これに帰ります。

和良久はこの型抜きには先に進めません。

素手をやるにも、剱をやるにもこの「呼吸法」と「八力」を応用いたします。

この型を行ずるに、一層効果的な方法があります。

この型を四方(東西南北)に向けて行うのです。

方角にはそれぞれに特殊なエネルギーが存在しています。
風水にも言われていますが、それぞれの方向を司る神たちがいます。

青龍、白虎、朱雀、玄武・・・
その力を受けるのです。

順序として・・・

1、まず正面に「天地の呼吸法」を4回やった後
   続いて「八力の型」を行います。

2、右回り後ろ方向に、同じ呼吸法と型

3、左方向に・・・同じ

4、右回り後ろに向きに・・・同じ

これは、力の放出と吸収を同時に行っています。

そしてこれは結界を張ることになります。
また悪霊、邪神を祓っていきます。

次に八力の応用の稽古に入っていきます。
ようやくここで「技」と呼ばれるものに変化します。

和良久の稽古は禊の神事であり、悪霊退治でもあります。

つまり自身と社会の潔斎です。

そういった意味で、一人でも多くの人たちに稽古の輪に入ってもらい、
浄化の神業に参加してもらいたく思うのです。

一日も早く地上に天国を招来させるために。

一人よりも、10人。
10人よりも100人。
100人よりも1000人、10000人・・・と。

人類が心を一つにした時、驚くべき力が発し宇宙を動かすことでしょう。


続く・・・